ガス主任技術者の資格取得について

ガス主任技術者・供給T

ガス主任技術者・供給T・整圧器の特性について

ガス主任技術者試験の供給・整圧器の特性についてまとめてみました。参考にして下さい。

整圧器の特性

静特性

定常状態における流量と二次圧力の関係。

オフセット・・・流量が増大した時の、二次圧力と基準圧力との差。

ロックアップ・・・メインバルブが締め切り状態になった時の、締め切り圧力と基準二次圧力との差。

シフト・・・一次圧力等が変化すると駆動圧力が変化する。流量曲線が全体的に基準状態時の流量曲線からずれる。このときの差をいう。

流量が変化しても二次圧力が一定になる整圧器が理想的な為、オフセット、ロックアップ、シフトの小さいことが望ましい。

動特性

流量変化に対する応答の敏速性と安定性。

専用整圧器、単独整圧器など、負荷変動の大きい所で使用される整圧器にとって、重要な特性。

流量特性

流量とメインバルブ開度との関係を百分率で表したもの。

使用最大差圧

一次圧力と二次圧力の差圧が、使用できる範囲で最大になったときの差圧。

作動最小差圧

パイロット式の整圧器は、二次圧力を信号とし、一次圧力から駆動圧力を得て作動している。一次圧力と二次圧力の差圧がある程度ないとパイロット式整圧器は作動できない。この作動できる圧力の最小値を作動最小差圧という。

整圧器の付属装置

不純物除去装置

導管内のダストは、整圧器の故障の原因になるため、整圧器の一次側に不純物除去装置(フィルター)が取り付けられている。  

昇圧防止装置

整圧器の故障により二次側の圧力が異常に上昇しないようにする。

(1) ガスを大気中に放散する

(2) ガスを遮断する

二次圧が異常に上昇すると整圧器の一次側を遮断する。

(3) 整圧器を複数設置する

@整圧器を2基直列に設置する

整圧器を2基直列に設置し、下流側の整圧器の設定圧力を上流側の整圧器の設定圧力よりも低くしておく。

A整圧器を2基並列に設置し、その一方に自力式の遮断弁を組み合わせる。 一系列に整圧器(A)と自力式遮断弁、他系列に整圧器(B)を設け、整圧器(A)の設定圧力を(B)より若干高くしておく。自力式遮断弁の設定圧力をこのいずれより高くしておく。

整圧器設置上の注意

パイロット式整圧器の設置については最低一次圧力と最高二次圧力の差圧が整圧器の作動最小差圧よりも大きくなるようにする。

整圧器一次側に設置される不純物除去装置での圧力損失に注意しなければならい。

分解点検などにより整圧器を停止する事があるので、ガスの供給を停止させないため、バイパス管を設けなければならない。

地下マンホール、地下室などに整圧器を設置する場合は、雨水、地下水等の浸水を防止する措置を施すこと。また、雨水が浸入する恐れのない部分に、大気均圧孔を設けておかなければならない。(密閉しないこと) (整圧器の二次圧は、大気圧との差をいうので、制御部は常に大気圧を感知していなければならない為。)

減圧幅が大きい場合等ガス中の成分の凍結により整圧機能を損なう恐れのある整圧器には、凍結防止措置をとる。