ガス主任技術者の資格取得について
ガス主任技術者
ガス主任技術者・試験勉強について
いままでは非常に難解とされるテストでした。
しかし国の政策として「ガスのことはガス会社に任せる」というようなことで、今までの『受験者を落とすための試験』から『合格者を出すための試験』に変わりつつあります。
今から継続的に勉強すれば、合不合格は時の運としても知識のレベルは確実に合格ラインまで到達します。
「自分なんかどうせ・・・・」と嘆く試験ではなくなってきています。
ガス会社、特に都市ガス業界では必須な資格であり、人を見るときのひとつの判断材料になると考えられます。
このサイトでは、テキスト、過去問の中から試験にで易い重要ポイントを押さえて紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
ガス主任技術者試験の試験の概要
1.受験資格
ガス主任技術者試験は、甲種、 乙種及び丙種とも、学歴、性別、職業並びにガス工作物の工事、維持及び運用に関する実務経験等の受験資格条件はありません。
2.試験日
毎年1回、9月下旬に実地されます。
3.試験時間
甲種・乙種・丙種・・・・・ 午前10時00分〜午後2時00分
4.試験地
ガス主任技術者試験は、北海道、 宮城県、東京都、愛知県、富山県、大阪府、 広島県、香川県、福岡県、沖縄県の各地で実施します。
5.試験科目の範囲
試験は、次に掲げる科目の範囲内で出題されます。
(1) ガス事業関係法令(保安に関するものに限る。)
(2)ガスに関する物理及び化学理論
(3)ガス工作物の工事、維持及び運用に関する技術
(4)ガス工作物の構造及び機能
(5)ガスの成分分析及び熱量等の測定
(6)ガス器具の構造及び機能
科目別による出題範囲は、次によります。
科目 出題範囲
法令
甲、乙、丙種に拘わらず、ガス事業法及び特定ガス消費機器の設置工事の監督に関する法律(特監法)に関わる各種の法令についての知識。 (法令は保安に関するものに限る。)
基礎
甲、乙種については、気体の性質、気体の熱力学と化学反応、燃焼の物理と化学、伝熱と流動、ガス技術に使われる材料と腐食などに関する知識。 丙種については、物性の基礎知職、気体の性状、材料などに関する知織。
ガス技術
(製造分野)
甲、乙種については、ガス事業に使われる原料、製造法、熱量調整と付臭、成分分析と熱量測定、ガスの移送とその設備、 計装と耐震を含めた安全管理、環境と省エネルギー対策などに関する知識。 ただし、乙種は中圧と低圧、甲種は高、中、低圧を対象とする。丙種については、簡易ガス事業に固有な知識。
(供給分野)
甲、乙、丙種に拘わらず、供給計画と維持管理、整圧器とガスメーターの管理、導管の設計と工事、溶接と検査、防食、地震対策、 他工事対策などに関する知識。 ただし、丙種は低圧、乙種は中圧と低圧、甲種は高、中、低圧のすべてを対象とする。
(消費分野)
甲、乙、丙種に拘わらず、ガスの燃焼についての基礎、ガス燃焼機器の種類と構造機能、安全装置と安全管理、熱量変更などに関する知識。
論述
(法令)
甲、乙、丙種に拘わらず、ガス事業の実施に必要な法令上の基本的知識。
(ガス技術)
甲、乙、丙種に拘わらず、製造、供給、消費それぞれに必要な基本的知識。
6.受験手数料
甲種、乙種、丙種ともに12,700円です。
7. 受験願書の受付期間及び申込方法
受付期間: 平成19年5月下旬〜6月中旬
申込方法: 所定の「ガス主任技術者受験願書」に必要事項を記載し、 (財)日本ガス機器検査協会 試験業務グループまでお申し込み下さい。
8.合格者の発表
毎年1月中旬頃の発表を予定しております。 合格者には、官報に合格者の受験番号を 公示するとともに合格通知書を送付します。 なお、不合格者への通知は致しません。
9.受験を希望される方は
受験を希望される方は、「ガス主任技術者試験施行の官報告示」又は
「ガス主任技術者試験受験案内」 でご確認下さい。
お問い合せ:(財)日本ガス機器検査協会 ガス工作物検査試験センター 試験業務グループ
〒174-0051 東京都板橋区小豆沢4-1-10
TEL:03-3960-0159 FAX:03-3960-0255
<問い合わせ時間>
平日 9:00〜17:15
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